踊り子

母とお昼を食べてました。NHKBSで歌謡ショウをやってて、誰かが村下孝蔵の「踊り子」を歌ってました。あの時のことが、思い出されました。
闇雲にフリーのライターになって、大手代理店の人に紹介してもらえることになりました。いま思うと、手土産も持たず、紹介の人への感謝もなく、無礼千万な子でした。
ちょうどその日、制作室の懇親会、ていうか飲み会があるということで、わたしも流れで参加しました。バブル最盛期だったので代理店の気前もよく、大きなホールでビュッフェ形式。大人数でした。
知っている人もいない私は所在なくて、ただ周囲をながめていました。その時、この「踊り子」のイントロとともにカラオケが始まりました。私は、思わずステージに駆け上りました。
同じく駆け寄ってきた男性とマイクを間に歌いだしましたが、よくよく考えると、歌えるほどは知らないのです。男性に、ほとんど歌ってもらいました。「狭い舞台の上でふらつく踊り子」です。
そんないい加減な私を、みんなは拍手で助けてくれました。そして、何の実績もない私に、いろいろ仕事を与えてくれました。そうやって今まできたのです。
「踊り子」は、私のライターの出発点かもしれません。村下孝蔵さんは、若くして亡くなりました。理想のモデル体重になるには。あの人の気になるダイエット・維持テク